令和5年1月12日(木)、東区役所総務企画課地域安全担当係の全面的な協力のもと、栄西連合町内会が「防災研修会」を実施し、地域住民約40名が参加しました。
栄西連合町内会の向山会長の開会挨拶のあと、札幌市防災協会事務局次長の野村政司様を講師としてお招きし、「コロナ禍での避難所開設と冬季の避難対策について」の座学による講義がありました。
座学のあと、2班に分かれて、体験・見学が行われ、地域住民の避難所となる栄西小学校の見学等を行いました。
【校舎見学の様子】
学校や市の職員が到着する前に避難所入口を開錠するためのキーボックス
断水時に飲料水を供給する受水槽室
冬季間の開設となった場合、暖を取るための採暖室(図書室)
障がいや介護など、福祉的な配慮が必要な方のための福祉避難スペース(音楽室)
新型コロナなどの感染症など、隔離が必要な方の対応を行うためのスペース(3階各教室等)
ダンボールベッドの組み立て、寝袋体験、簡易トイレの使用方法等の説明
栄西連合町内会の葛西防火・防犯部長の閉会の挨拶がありました。
受講した地域住民の方々からは、「福祉避難スペ-スが2階なので、停電時などは臨機応変な対応が必要となるのではないか」、「受水槽室の機械の操作手順は、壁に貼っておいた方が良いのではないか」というような、実際に避難所を開設した際に生じうる様々な課題をイメージすることができ、大変有意義な研修となりました。