避難所運営力を育む。栄東で事前学習会

栄東
2026.10.16


相次ぐ災害に危機感

 近年、全国各地で地震や線状降水帯による豪雨など、予測困難な大規模災害が相次いでいます。大規模災害時には行政による支援(公助)が届くまで時間がかかることが想定されるため、地域住民が自ら避難所を開設・運営する「自主防災(共助)」の重要性がこれまで以上に高まっています。

 

100年変わらない「避難所」のリアル

 栄東地区では10月25日に栄南中学校の施設をお借りし、住民主体の避難所運営訓練を実施します。これに先立ち、10月15日には日の丸会館において事前学習会を開催。当日の設営や運営を中心に担う地域リーダー・ボランティア32名が集まり、実践に向けた知識と意識の共有を行いました。

 今回の訓練は、「関東大震災から避難所は変わっていない。体育館でごろ寝なんって先進国ではない」という前首相の言葉を紹介し、多数発生する災害関連死や相次ぐ災害に危機感をもって、今回の避難所運営訓練に臨むこととしています。

受付、避難スペース、備蓄物資班で設営・運営

 学習会では、訓練を主催する栄東連合町内会の中谷暁生・防火防犯部長から、「今回は、実践的な住民主体の避難所運営訓練として5校目の栄南中を会場に行い、地区のリスクを知るうえでハザードマップの活用や災害関連死の問題も取り上げて防災訓練したい」と挨拶がありました。

 その後、32名の運営者を「受付班」「避難スペース班」「備蓄物資班」に位置付けて、役割を説明し、質疑応答を行いました。最後に、班ごとに当日の打ち合わせを行い学習会を終了しました。

 北海道胆振東部地震をきっかけに住民主体の防災体制をつくろうと始まった訓練ですが、今一度、初心に帰って、いざという時に自分と大切な人の身を守り、地域で支え合えるまちづくりを目指して、万が一の事態に備えた一連の動きを体験・検証してまいります。

訓練実施責任者の中谷・防火防犯部長
主催の菊地・連合町内会長
栄東独自の避難スペースを
区画する2人用ブルーシート
防寒対策の一人用テント。簡易ベットを入れ、
寒さからプライバシーを守る必要性があると提案
班ごとの打ち合わせ
学習会資料。独自の運営マニュアル
や地区のハザードマップの制作


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