7月24日、日の丸会館で栄東地区福祉のまち推進センター(以下「福まち」という。)が主催する「個人情報取り扱い&見守り活動事例研修会」が開催され、地区内の町内会役員、福祉協力員など51名が参加しました。
福まちでは、見守り活動などに活用するため、地区内の65歳以上高齢者の名簿を保管していますが、この活用には研修受講が必須とされています。まず、前半では、東区社会福祉協議会の加藤・事務局次長から、名簿の構成や活用するときの複写禁止や守秘義務などの説明がありました。
栄東地区でも65歳以上高齢者が7月で9,388名(うち75歳以上が5499名)と急増し、一人暮らし高齢者も少なくありません。同次長からは、見守りの大切や活動にあたってのポイントなどのお話もありました。
町内会の枠を超えた連携で多様な居場所を創設
後半は、栄ケ丘会館を拠点として居場所型見守り活動の事例です。発表の大城まゆみ・栄町東町内会副会長から、高齢者のサロン活動の工夫、子どもの学習支援・子ども食堂、そして、多世代が集う「呑み処・栄ケ丘」の取り組みについて発表がありました。
まず、町内会のふれあいサロン「もみじ+α」ですが、毎月、2回栄ケ丘会館で様々なメニューで参加者を飽きさせない工夫をしながらサロン活動をしています。ポイントとしては、内容などについて介護予防センター栄・丘珠の的確なアドバイスを受けていること、健康づくりの「体コンディショニング体操」というメインのメニューを確保していること、市の健康づくりサポーター派遣事業や企業の社会貢献事業を活用していること、また、講師の代わりにYoutube映像などを活用していることなどが発表されました。さらには、町内会役員・民生委員・福祉協力員の委員会をつくり、企画、PR、実施のお手伝いを担うなど、こうした点が年間23,4回にも及ぶサロンが開催できているコツと言えそうです。
また、栄ケ丘会館が、栄東地区と丘珠地区の間にあり、町内会同士や町内会の枠を超えて担い手を集め、栄ケ丘地域連携創造倶楽部という団体を結成し、子ども学習支援・子ども食堂、呑み処の運営をしている事例の発表がありました。
町内会の財源は、域外の人に使うことは課題があり、任意団体をつくり、財源は、会費、寄付、補助金などで確保し、担い手の人材連携が可能になる仕組みを取り入れています。内容は、栄ケ丘地域連携創造倶楽部ホームページに詳しく掲載されていますので割愛しますが、町内会の枠を超えた多様な連携のリーディングケースと言えましょう。
訪問による見守り活動はもちろん大切ですが、急増する超高齢社会には、居場所型見守り活動で自宅に閉じこもりがちになる高齢者に、いかに外に出てきてもらうことが重要な活動になっています。今回は、そのヒント満載の研修会となりました。




社会福祉協議会事務局次長

する大城・栄町東町内会副会長
