「令和3年度避難場所運営研修」が、1月6日、栄町中学校で開催されました。これは、大災害時に開設する避難所の運営に当たる区職員、教職員及び地域住民が使用する栄町中学校等の確認や避難所運営ゲーム(HUG)を通じて的確な初動対応と基本的行動の確認を行うものです。
栄東連合町内会の1分区、3分区の町内会から12名と区職員・学校職員の合計20名が出席し、まず、市の防災体制や運営の基本的考え方、新型コロナ対策を取り入れた初動対応を学びました。次に、防災行政無線や暗証番号方式のキーボックスの開錠の仕方、受水槽の確認などを行いました。
最後に避難所運営ゲームを3グループに分かれて実施。様々な課題を抱えた避難者にどう対応するかを活発に話し合い、6台しかない移動式灯油ストーブをどのように使うか、食事の配分はどうするか、トイレの清掃やペットなど、避難所に必要なルールを検討しました。災害はいつ発生するかわかりません。こうした訓練や研修を積み重ねることで、いざという時に円滑に対応し、地区住民の安全安心な暮らしを守ることができると言えましょう。