スマートフォン(以下「スマホ」という。)の比率は全年齢で96.3%と年々増加しています。NTTのモバイル社会研究所の調査によれば、60歳代のスマホ所有率は約9割を超え、70歳代でも約8割超えとなっています。生活の中でのICT利用が高まっている中、地域活動の情報もスマホで得る方が今後も増加すると想定されます。
このため、地域情報で主要な情報共有手段である回覧情報をPDF化し、スマホで閲覧しやすいように配慮した回覧用ホームページを公開しました。回覧するチラシ、会報、ニュースなどはPDFファイル作成が簡単であり、ホームページでも提供してきましたが、パソコンではPDFがそのまま閲覧できるのに対し、スマホではダウンロードすることが必要とされました。
こうした不都合を解消するため、栄東地区まちづくり未来会議のホームページに、PDFをスマホでそのまま表示できるプログラムを導入し、栄東地区で回覧する主要情報を掲載するページを制作したものです。公開にあたっては、賛同する単位町内会のページも掲載(R6.2.25工事中)し、手元に残らない回覧情報を後日確認できるページを合わせて制作しました。本来は、回覧を依頼する側が用意すべきものですが、行政の対応は遅く、今回未来会議で公開に踏み切りました。
単位町内会でもチラシ、ニュース、お知らせなどは、パソコンで作成しており、PDF作成はハードルが低く、参加希望の単位町内会はサイト構築が簡単にできるようにワードプレスのマルチサイトで構築しています。町内会のデジタル化促進の一助になれば幸いです。