栄西地区では、交通事故防止へ向けた活動を活発に行っており、平成 16 年6月9日から交通事故死ゼロを約20年間継続しています。
このたび、令和5年8月8日をもって、交通事故死ゼロ7000日を達成しました。これは、東区内では最長、札幌市内でも4番目に長い継続日数となっています。
栄西連合町内会及び単位町内会、栄西地区交通安全運動推進委員会、栄西地区交通安全母の会、東区交通安全指導員会栄西地区支部、札幌東交通安全協会栄西支部、栄西小SCS実行委員会、栄北小スクールゾーン実行委員会など、多くの地域の皆さんの『交通安全運動』の一歩一歩の着実な積み重ねが、約20年間にわたって続く成果となりました。
直近5年間の活動の様子を振り返ってみます。
令和元年度は、栄西小学校及び栄北小学校の新1年生の入学式に交通安全の啓発品の配布、春から冬の年4回、ドンキホーテ前交差点(北42条東7丁目)で一斉街頭啓発を実施しました。
令和2年度、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、令和2年(2020年)4月16日には、緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大し、地域活動に大きな制限が加わることとなりました。そのような状況でも見守り活動や街頭啓発を地道に続け、同年11月11日をもって、栄西地区「交通事故死ゼロ6000日」を達成することができました。
令和3年度、まだまだ新型コロナウイルス感染症は地域活動に大きな影響を及ぼし続けますが、地域の方々の栄西小学校及び栄北小学校周辺の見守り活動、交通安全運動は変わりませんでした。
令和4年度、書面開催であった総会も対面形式に戻ったり、地域のイベントも3年ぶりに復活したりと、地域活動が徐々にですが活気を取り戻してきました。冬の一斉街頭啓発の後には、交通安全運動推進委員会の研修も実施しました。
令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に変更されました。緊急事態宣言や感染拡大の波に翻弄された約3年間の間も全く変わらなかった『交通安全運動』の取組の積み重ねが、「交通事故死ゼロ7000日達成」(令和5年8月8日をもって達成)へとつながりました。
小さい子どもや高齢者は全国的に見ても交通事故に巻き込まれるケースが多く、注意が必要です。
ドライバー、自転車利用者、歩行者の皆さん全員が『交通安全』を意識して、交通事故のない地域が実現できるよう、これからも「交通事故死ゼロ」の日をさらに積み重ねていきたいと思います。