児童の安全願い、実行委員会開催(栄町小)

栄東 イベント
2022.07.01


 栄東地区の小中学校で、地域の方々が参加する会議が中止されている中、栄町小学校で令和4年度第1回スクールゾーン実行委員会が開催されました。7月1日の参加した委員は24名ですが、新型コロナ感染防止のため、会場のドアや窓を開放するほか、席間を十分にとり、マイクも発言者が変わるたびに消毒するなどを徹底していました。

 同委員会は、スクールゾーン内の交通事故防止を目的として結成されたもので、交通安全指導や集団下校訓練のほか、最近は、不審者への対応など児童の安全全般に活動をしています。小学校PTAの役員のほか、校区の12の町内会、交通指導員、スクールガードリーダや区の関係機関、警察などで構成しています。

 この日は、東警察署や区の交通安全運動推進委員会から交通事故の状況などが報告されたほか、管内の安全にかかわる情報交換を行い、1時間ほどで会議を終了しました。出された課題は、子どもたちの自転車事故への懸念や不審者対策として監視性を高める必要性など。

 栄町小学校では来校時や行事で、保護者に防犯パトロール中というプレートを下げてもらい犯罪抑止に取り組んでいるとの報告もありました。地域ぐるみで児童の安全を守る、地道な取り組みのひとつです。こうした情報交換は、リアルな会議ならではのことで、感染防止に配慮しながらも地域を大切にする栄町小学校の姿勢を感じさせてくれます。

 なお、東警察署からこれまでの要望行動の成果が実り、栄町小学校と栄町中学校の間に横断歩道が設定される予定との報告がありました。児童の安全には、信号機がベストではありますが、学校と地域が連携した実行委員会活動の成果と言えましょう。
(写真上は、栄町小の登校風景、写真下は会議の様子)

(写真は、横断歩道設置が予定されている道路)


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