2月16日、東老人福祉センターで栄東地区福祉のまち推進センターの役員会を開催しました。1月に引き続き、3年度の事業をどう組み立てていくかについて、フリートークを実施しました。
新型コロナウイルスは、最近患者の発生が減少しているものの、ワクチン接種の動向も不透明で3年度事業の企画に苦慮しています。
この日は、まず、個人情報取扱研修、実践的な見守研修などの実施については、「人数制限をすること」「時間も長時間にならないこと」などを工夫していこうと方針になりました。また、栄東地区の夏の風物詩である「ひのまるちびっ子なつまつり」について、7月27日に一旦開催日を設定し、例えば「11時~12時、13時~14時の2部制にしてはどうか」「小学生は除外して就学前の幼児に絞って開催すれば密が避けられるのではないか」「ワクチンが浸透する秋の開催にしてはどうか」などの意見が出されました。いずれにしても、新年度早々に実行委員会を開催して、その後の新型コロナの状況を踏まえて判断することとしました。
子育てサロンは一旦2つのサロンの開催を決め、「実施にあたって6組・1回30分に制限してはどうか」「従事者を準備班、サロン運営班、片付け班に分け、1時間以内の従事時間にしてはどうか」「サロンに出すおもちゃを感染しにくいものに工夫する」などの意見があり、開催の1か月前には、感染状況を踏まえ実施可否を判断することとしました。
次に新規事業について、「メンバーの終活アドバイザーの資格を生かしたミニ終活講座の開催(東老人福祉センター利用者に絞ったモデル事業)」「最近子供たちにとって日本の伝統文化が希薄になっているため、日本の道(茶道、華道など)入門講座を開催してはどうか」「高齢者を見守りの客体としてみるのではなく、高齢者の知識・経験を生かした遊びや講座の開催」などのアイデアが出され、2時間の会議時間では足りないぐらいのフリートークになりました。
今後、1月と今回の意見交換を踏まえて事務局で案をまとめて、3月16日の役員会で素案を審議することで役員会を終えました。もう新型コロナだからと言って事業を止めてはいられないという役員の気概を感じた会議でした。3年度の事業の飛躍が期待できそうです。