会館老朽化が栄東地区の大きな課題に

栄東 お知らせ
2021.02.07


 栄東地区の地域活動の拠点として、日の丸会館(東区北41条東14丁目)の役割には非常に大きなものがあります。昭和59年9月に竣工し、すでに築37年を迎え、老朽化は否めないところです。

 同館は、地区の地主の方々などが寄付を集め建設し、運営委員会を組織している市民集会施設です。建て替えには、数千万円以上の資金が必要であり、補助制度はありますが、今の時代、建築時と同様に地域自ら改築していくのは難しく、使用が困難になった場合、代替施設をどうするかが地区にとって最大の課題の一つと言えましょう。
 
 札幌市には、地区会館という市が建設し、地区に貸し付けて運営する制度があります。自力で改築が困難であればこの制度の活用が会館確保の選択肢として考えられます。

 地区会館については、札幌市として単独整備は財源的に厳しく、建て替えを予定している学校との複合化が方針として俎上に挙がっているようです。栄東連合町内会としては、地域活動にとって会館は不可欠であり、この地区会館制度の活用を視野に検討を進め、札幌市に代替施設の計画化を働きかけていく予定です。いずれにしても数年単位ではなく、10年先を見据えて取り組んでいかなければならない課題です。


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