第71回さっぽろ雪まつりの開催が間近です。つどーむ会場では、1月31日から2月11日まで開催されますが、会場で温かく来場者をお迎えするウェルカム雪像の制作がはじまりました。
これは、栄東地区子ども未来会議(永渕宏代表)が12年前から毎年制作しているもので、1月27日から3日間で完成させる予定です。初日の27日には札幌市東区緑化協力会にご協力いただき、雪像のすみ出しと子どもたちが制作する100体余りの小雪だるまを飾るひな壇づくりに取り組みました。これは幅約8.7メートル、奥行き2メートル、高さ1.6メートルの雪の塊から4段のひな壇を削りだすもので、ウェルカム雪像づくりでは一番労力のいる作業です。地域の担い手の高齢化が進んでいますが、その課題を知った東区役所の橋渡しで同協力会とのコラボ(協働)が実現したものです。
同会は造園関係の専門家集団であり、雪を削るチェンソーはお手の物。正味3時間半余りで立派なひな壇が完成しました。地域と企業のコラボで作業の負担軽減とスピードアップができ、雪像制作担当の菊地裕嗣・栄東連合町内会総務部長、山田豊・栄東地区青少年育成委員会会長も大喜びで同会の協力に大変感謝していました。
雪像づくりは28日から中雪像の招き猫とピカチュウの制作が本格化し、29日には栄町小学校の3年生57名が100体余りの小雪だるまを制作する予定です。来場者には記念撮影スポットとして、また、雪だるまづくりを担う子どもたちからは貴重な体験と良い思い出になると大変好評の雪像づくりは今や栄東地区にはなくてはならない冬の風物詩となっています。