
地域で認知症高齢者とそのご家族が安心して暮らせるまちを目指し、令和8年10月10日(土曜日)に伏古記念会館において、「認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練」が開催されました。
本訓練は、伏古本町地区福祉のまち推進センターを主催に、地域の各種団体および警察、行政、専門機関にご協力いただき、地域の皆さまにご参加を得て実施されました。
<訓練の目的>
認知症を正しく理解し、徘徊時の対応や捜索体制を確認することで、地域全体での「見守り活動」の意識向上を図りました。
<当日の主な内容>
訓練は、まず屋内での研修からスタート。北海道札幌方面東警察署生活安全課より行方不明者の現状について説明を受けたほか、東区第2地域包括支援センターからは、認知症の正しい理解と適切な接し方について、寸劇を交えて分かりやすくご講演いただきました。特に、伏古第3町内会の皆さまにご出演いただいた寸劇は、参加者にとって大変身近で、理解を深める良い機会となりました。
研修後には、参加者がグループに分かれ、伏古記念会館周辺で捜索模擬訓練を実施。地域の方が徘徊者役として目印の黄色い傘を持って歩き回り、参加者は熱心に捜索を行いました。また、今年度は徘徊者役の方を発見した際の本部への携帯電話連絡において、東警察署の警察官が本番さながらに電話対応を行ってくださり、実践的な通報手順の確認を行うことができました。
最後に、徘徊者役と捜索者役の感想や、捜索時の意見交換を実施。東警察署からの専門的なアドバイスも受けました。総評では、東区社会福祉協議会の武山事務局長より、日頃からの地域内の声かけや、顔の見える関係づくりの重要性についてのお話があり、訓練を締めくくりました。
今回の訓練を通じて、認知症になっても住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域住民、関係機関が連携する体制の重要性を改めて認識しました。
今後も伏古本町地区福祉のまち推進センターは、地域に根差した福祉活動を推進してまいります。


