2月4日から11日まで第76回さっぽろ雪まつりが開催されました。つどーむ会場では、期間中に61万3千人が訪れました。栄東地区まちづくり未来会議では、延べ350人が参加し、つどーむ会場に「ウエルカム雪像」を制作し、同会場入口で来場客を温かくおもてなしをしました。1月8日にはじまった雪まつりウエルカム事業の軌跡を追ってみました。
元気プロジェクト(ウエルカム事業)で準備開始(1/8)
1月8日には、日の丸会館で栄町元気プロジェクト実行委員会(委員長・五十嵐力・栄町町内会長)が開催され、雪まつりウエルカム事業の実施計画を審議・決定しました。
今回は、1月30日に中雪像の真ん中に設置する雪だるまのひな壇を制作、2月1日にアンパンマン、ピカチュウの粗削り、2月2日・3日の制作、仕上げ、2月3日には栄東小2年生の雪だるまづくりを、土日、祝日の2月7日・8日・11日には来場客の記念撮影をサポートするシャッター押しをすることとしました。


東区緑化協力会の見事なひな壇を完成(1/30)
1月30日、横約14m、高さ3m、奥行き3mの雪塊から、4段のひな壇を制作しました。設計図をもとに、エンジンチェンソーで雪のブロックを切り出し、各段を水平に削り、雪のシャーベットでブロックをつなぎ、表面を化粧する作業です。15人の東区緑化協力会(会長 倉本諭・株式会社岩崎造園 代表取締役)のメンバーが息の合った作業で3時間余りで見事なひな壇の完成です。





2月2日、ピカチュウなど全体像出現
2月2日には、アンパンマン、ピカチュウの制作が本格化しました。実行委員、町内会役員、東消防署有志、若者支援センターなど36名が参加し、アンパンマンは、東消防署有志が、ピカチュウは、実行委員の山田豊委員、髙橋節雄委員のもと、若者支援センターのボランティアが担当しました。ひな壇に並ぶ雪だるまは、100基余りのため、不足する40基あまりの雪だるまを連町女性部や役員などの方々で新雪に水を混ぜてシャーベットをつくり、大小2組のボールで雪を固めて制作しました。
昼食は、つどーむの会議室の関係でカレーの炊き出しができず、都心部でカレー屋さんを営む栄東地区のご夫婦が作った無水カレーで屋外作業での寒さや疲れをいやしました。











栄東小2年生が60基余りの雪だるまを制作
2月3日は、貸し切りバスで栄東小学校2年生を2組に分けて送迎し、雪だるまを制作しました。青少年育成委員、町内会役員、商店街や社会福祉法人とらくろのボランティアが4人1チームの小学生をさぽーとします。
そりに水槽やバケツをのぜて、大量の水を運び、バケツやボブスレーで新雪に水を入れてシャーベットをつくります。小学生が大小ボールのシャーベットを詰めて、頭と胴体部分をつくります。4人で4基の雪だるまを制作、子どもたちは出来上がった雪だるまを愛おしそうに追いながら、ひな壇への設置を確認していました。昼前には、101基の雪だるまがひな壇に整列して作業を終えました。







中雪像を丁寧に仕上げ、ウエルカム雪像の完成へ
雪だるま制作と並行して、アンパンマン、ピカチュウに制作が続きます。アンパンマンでは、模型を手にし、離れた場所から、「そこはもっと丸く」、「もっと盛り上げて」、「頬を厚く」という指令が響きます。丁寧に丁寧に、いとおしい子に接するかのように精密に仕上げていきます。
ピカチュウも同様です。耳に厚みを持たせ、ほほに丸みをつけて、小さな「こて」で精密に表面を削ります。雪像づくり15回の熟練の技が光ります。両雪像とも4日間、延べ12時間余りの作業で、つどーむ会場入口に鎮座するウエルカム雪像の完成です。






ウエルカム雪像を札幌市長に引き渡し
2月4日は13時からつどーむ会場の開会式が実施されました。五十嵐・実行委員をはじめ実行委員、ボランティアも11名が参加しました。栄東地区まちづくり未来会議の菊地裕嗣・代表から札幌市の秋元克広・市長にウエルカム雪像の引き渡しが行われました。開会式後には、参加者と市長の記念撮影で、市長からは、制作に携わった方々への謝辞とねぎらいの言葉がありました。


早朝メンテで雪像のクオリティを保つ
雪像は作って終わりではありません。2月4日から2月11日までは、早朝午前7時すぎには、10人余りが雪像前に集合です。2月4日朝には暖気ですでに雪だるまの目、口が落下し、バケツに新雪と水を入れてシャーベットをつくり補修します。2月8には、20㎝を超える大雪ですっぽり雪で覆われた雪像から雪を払います。早朝-17℃を記録しても早朝作業が続きました。こうした目に見えない作業が8日間の雪像のクオリティを保ちます。



雪像前でシャッター押しで記念撮影をお手伝い
会期中の土日、祝日の2月7日、8日、11日には午前、午後に雪像前で記念撮影をお手伝いします。多言語で書かれた「記念撮影をお手伝いします」という手づくりのゼッケン・看板(?)を体の前後に下げて呼びかけます。次々にシャッター押しを依頼されます。降雪や寒さの中、かじかむ手をカイロで温めながら、来場客への温かなおもてなしが続きました。61万3千人の来場に、栄東地区は大きな一翼を担ったと言えましょう。





名残り惜しみつつ、雪だるまや歓迎幕を回収
2月11日16時に雪まつりのつどーむ会場は開催を終了しました。12日は雪像が解体させるため、閉幕後、雪だるまの眉、目、口とメッセージカード、歓迎幕を回収しました。これらは、乾燥させて来年まで大切に保管されます。ピカチュウもちょっと寂しげですが、こうして雪まつりウエルカム事業は終了しました。栄東地区ここにあり!350名の総力で作り上げたおもてなしの終演です。
参加された栄東地区関係者のみなさん、お疲れさまでした。


