
令和7年10月22日(水曜日)、秋の火災予防運動の一環として、街頭防火パレードが実施されました。これから本格的な採暖期を迎え、ストーブなどの暖房器具による火災が懸念される中、暖房器具に起因する火災の未然防止と、住宅における防火安全対策の推進を目的に行われました。
当日はあいにくの曇り空でしたが、東区防火委員、少年消防クラブ員、消防団員など約20名が参加。東消防署の齋藤署長から、出発前に防火への意識を高めるお言葉をいただきました。
パレードは、コープさっぽろ新道店(東区伏古11条3丁目)の周辺を「火の用心」の大きなかけ声と拍子木を鳴らしながら練り歩き、地域住民の皆様へ防火を呼びかけました。
札幌市全体では、今年の火災発生件数(令和7年9月15日現在)が昨年同日と比べ9件増加し、304件となっています。東区は34件と昨年より4件減少していますが、出火原因別では「電気火災」が最も多く、次いで「たばこ火災」が多く発生している状況です。
これから寒くなり暖房器具を使用する機会が増えますが、火の元には十分ご注意ください。特に東区では「電気火災」「たばこ火災」が多いことから、コンセント周りの点検や、たばこの吸い殻の処理には一層の注意が必要です。
参加者の皆さんの熱心な活動のおかげで、地域住民の皆様への防火意識向上が図られたものと確信しております。ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後とも地域一丸となって火災のない安全・安心なまちづくりを進めてまいります。
