食欲の秋、東区名産の新たまねぎが食卓にのぼる季節です。栄東連合町内会では、毎年、このたまねぎに交通安全の願いを込め、地下鉄栄町交差点で、道行く歩行者や運転者にたまねぎを配布しながら交通安全を呼び掛けています。
10月9日、連町役員12名が午前中に、交通安全のメッセージカードとたまねぎを詰めして、700セット余りの啓発グッズを作成しました。午後2時には、これを栄町交差点に搬入し、「交通安全たまねぎキャンペーン」の始まりです。
参加したのは、連合町内会や単位町内会の役員、交通安全母の会、交通安全指導員、交通安全協会などと東区役所の神区長をはじめ職員のみなさん、東区交通安全運動推進委員会事務局、札幌方面東警察署の佐伯交通官をはじめ署員の皆様など約60名です。
栄町交差点の4つ角に並び歩行者や信号で停車している運転者のみなさんに地元産のたまねぎを配布しながら、交通安全を呼び掛けました。このキャンペーンは、栄東連合町内会の故・氏家謹一・交通部長の発案とたまねぎの寄贈ではじまり、今もお孫さんの氏家正喜さんがその遺志を継ぎ、たまねぎを寄贈して実施しており、今回で40回目を迎えます。栄東地区では、いまや秋の風物詩と言えましょう。
キャンペーン終了後は、会場を日の丸会館に変えて、恒例の交通安全教室を開催し、東警察署交通大一課の大柳係長に最近の交通事故の動向などの講話をいただきました。これから夕暮れ時が早まり、交通事故が増える季節です。ひとときの気のゆるみ、不注意が事項を招きます。みなさんも、今一度、交通安全を心がけましょう。

















