9月21日(土)、伏古本町地区認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練を伏古記念会館及び周辺地域にて行いました。
当該訓練は、地域の認知症に対する理解を深めるとともに、見守り活動の意識向上を図ることを目的に、伏古本町地区として初めて行ったものです。
東区社会福祉協議会が主催し、伏古本町連合町内会、伏古本町地区社会福祉協議会、伏古本町地区民生委員児童委員協議会、伏古本町地区福祉のまち推進センター、東警察署、東区第2地域包括支援センター、東区介護予防センター伏古本町、区役所保健師といった関係団体が協力し、68名が参加しました。
最初に、認知症の方との接し方について東区第2地域包括支援センターから説明があり、包括支援センターや介護予防センター、区役所保健師による寸劇が行われ、認知症の方の接し方を学びました。次にSOSネットワークシステムの概要や届け方法について東警察署と交番勤務の警察官の方からデモンステレーションがあったのち、認知症高齢者徘徊捜索模擬訓練を行いました。
連町町内会役員が徘徊者役となり、その他の参加者が捜索する内容でしたが、認知症の方が困っていたときの声かけや対応の仕方を実践的に体現でき有意義なものとなりました。
徘徊訓練が終了後、東警察署の方から「様子を見ながら優しく声かけをしていて良かった。日頃から地域の方々で気にかけあうことが徘徊の予防策になる」というお言葉があり、参加者からは「実際に認知症の方が町内にいたときのことを考えるきっけになった」という感想がありました。
伏古本町地区においては、今後も関係団体が連携しながら、見守り活動の推進を図っていきます。