伏古本町連合町内会「令和6年度札幌市防災表彰」受賞

伏古本町
2025.01.22
表彰状の授与を受ける白石会長

伏古本町連合町内会が「令和6年度札幌市防災表彰」を受賞し、1月20日(月曜日)にホテルモントレエーデルホフ札幌で行われた表彰式において、秋元札幌市長から白石奎一(しらいし・けいいち)会長へ表彰状が授与されました。

この表彰は、伏古本町連合町内会が、令和3年度(2022年度)に「伏古本町地区防災マップ」を作成・配布して避難場所等の防災情報を地域に周知する活動を行ったこと、令和4年度(2023年度)から継続して、参加型の企画を多く取り入れた防災研修会「防災フェスタ伏古本町」を開催し、幅広い世代の地域住民に分かりやすく防災活動の普及啓発を図っていることが、地域の防災対応力の向上に寄与していると認められたものです。

表彰式後には「札幌市自主防災講演会」として、札幌市立大学看護学部講師の鬼塚美玲(おにつか・みれい)氏による「自分・家族・地域の命を守ろう!厳冬期の地震災害で知っておくべきリスクと備え」と題した講演が行われました。

講師から、避難生活で季節を問わず重要なものは「トイレ・食事・就寝環境」、さらに厳冬期の避難生活で特に重要なものは「保温・加温・暖房」であることや、注意事項として、一般的なカセットボンベは気温5℃以下のところでは使用できない、防災アルミブランケットは防寒対策として優れものだが避難所では騒音問題になるので夜間使用禁止・透湿性がなく真冬では結露が生じるため就寝時の使用に適さないなど、災害への備えに大変役立つお話を聞くことができました。

積雪寒冷地である北海道で厳冬期に災害が発生すると、寒冷や雪による影響で被害が拡大することが予想されます。日ごろから、最悪な事態までを想定し、災害への備えを進めましょう。


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