10月9日、地下鉄栄町駅交差点で「第39回交通安全たまねぎキャンペーン」が開催されました。これは、東区特産のたまねぎに交通安全の願いを込めて、通行車両の運転手さんや歩行者に配布する街頭啓発です。
昭和61年、たまねぎ農家だった当時の連合町内会交通部長の氏家謹一さんの発案で開始し、今は、お孫さんの氏家正喜さんがその遺志を受け継ぎ、丹精込めてつくったたまねぎを寄付いただいています。この事業が継続できるのも、こうした協力があればこそです。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
朝、日の丸会館に届けられたたまねぎは、栄東連合町内会役員13名が、交通安全を願うメッセージカードを添えてビニール袋に詰め、約700袋余りを作成しました。
その日の午後、地下鉄栄町駅交差点に交通安全母の会、交通安全指導員、交通安全協会、単位町内会、連合町内会などのメンバー約50名が集合し、中澤・東区長をはじめ区職員、東警察署の楠・署長をはじめ警察官も交じって、赤信号で止まった運転手さんや道行く歩行者にたまねぎを配りました。
30分余りで700袋は配布を終えましたが、東区特産品を配布しながら実施する栄東地区ならではのキャンペーンに、参加者のみなさんは、「ありがとうございます。交通安全には気をつかます」と笑顔で受け取っていただき、街頭啓発の効果を実感していました。
キャンペーン終了後は、日の丸会館に集合して、東警察署交通第一課の大柳謙児・係長の交通安全講話がありました。最近の交通死亡事故の状況や道交法の改正の動きなどを聞き、さらに交通安全活動の重要性に思いを新たにしていました。