災害に備え毎年実施。第4分区防災訓練

栄東
2024.09.29


 栄東連合町内会は、区域が広いので37町内会が4つの分区に区分されています。9月29日には、毎年恒例の第4分区(西田隆雄・分区長)の防災訓練が、道営栄町団地の広場と集会所(東区北43条東17丁目)で開催されました。参加したのは、分区の5つの町内会から約100名です。 

 参加者は2つのグループに分かれて外の広場と集会室で訓練を実施します。広場では、札幌市から支給されている防災資器材の使い方の講習会で、水の入った消火器による消火器訓練、毛布で担架をつくりけが人を搬送する訓練、がれきの下から被災者を救出する訓練などを行いました。

 訓練は、東消防署栄出張所が講師になり、東消防団栄分団の方々も協力し、参加者は、消防署員の説明に熱心に聞き入っていました。最近は、全国各地で大災害が発生しています。栄東地区も対岸の火事とのんびり構えてはいられません。

 一方、集会室での訓練は、AEDの使い方や心臓マッサージの方法を学び、実践です。人間の模型を使っての心臓ッサージやAEDのパットをあて、緊張気味に訓練を行っていました。一通り訓練を終えると 広場と集会所のグループが入れ替わります。

 最後に、東消防署栄出張所の中島係長から、「今日の訓練成果を今後のヒントに」、また「大地震はいつ発生するかわかりません。家具等の転倒防止や倒れそうな家具や本箱の下に寝ないこと、ガラスや食器が散乱したときのために寝るとき傍にスリッパを置く、水や食料は少なくとも3日分、できれば1週間分をストックする、万一のときは家族で避難する場所を決めておく」などのお話がありました。

 大災害が毎年のように全国各地で起こっています。地道な訓練ですが、これがいざというときに迅速で的確な行動につながると言えましょう。第4分区のみなさん、お疲れさまでした。 

実際に消火器を使った消火訓練
毛布で担架をつくる訓練
瓦礫から被災者を救出する訓練
倒れた人に声を掛けて意識や呼吸を確認する訓練
心臓マッサージとAEDの訓練

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