令和6年9月9日(月)、カナモトホールにおいて、札幌市・札幌市社会福祉協議会主催の「令和6年度 福まち発!地域福祉市民活動フォーラム」が開催されました。
最初に、東北福祉大学総合福祉学部の都築 光一教授による基調講演があり、「人と人のつながり、参加が生み出す支え合いのまちづくり」をテーマに、「これまでの地域活動」、「地域活動の大事な要素」や「これからの地域活動に求められるもの」などについてのお話をお聞きしました。
続いてのシンポジウムでは、「福まちで進める、コーディネートとは」をテーマに、札幌市内で特徴ある福まち活動を行っている地区として、「栄西地区社会福祉協議会・栄西地区福祉のまち推進センター」が実践発表を行いました。
実践発表者は地区社会福祉協議会の向山会長、福祉のまち推進センターの上野委員長です。パワーポイントと動画を使って、約20分間発表しました。スライドのいくつかをご紹介します。
各町内会では「福祉推進委員会」を設置し、福祉協力員さんを選任していただいています。積極的に活動している福祉協力員さんを、福祉のまち推進センターはサポートしています。
コロナ禍の時も「見守り活動」は絶やさないように、関係機関や町内会と連携し、取り組みを進めてきました。
実践発表後、コーディネーターをつとめる都築教授と向山会長・上野委員長との質疑のあと、
都築教授からは、
「すべての町内会に福祉協力員を置いているのは東北地方でも例が少なく、とても素晴らしい取り組みである」
「福祉協力員が定着している地区は、福祉の活動が非常に上手くいっている」
「地域づくりには、まず組織づくりが大事。そのためには、福まちと福祉協力員や関係機関との連携が重要となる」
「栄西地区の取り組みは、全国的にみても事例が少なく、非常に貴重な取り組み。ぜひとも、札幌市全域に拡めていただいたい」
と、栄西地区の取り組みに対し、多くのお褒めの言葉をいただきました。
当日会場には、福祉のまち推進センターの運営委員のほか、民生委員児童委員協議会、東区社会福祉協議会、介護予防センター栄町、東区第3地域包括支援センター、東区保健福祉部などが「栄西大応援団」を結成し、フォーラムを大いに盛り上げました。向山会長・上野委員長登場時には、応援グッズを振る応援団に、向山会長が手を振る一幕も。
向山会長、上野委員長、本当に素晴らしい実践発表でした! そして、関係機関の皆さま、応援ありがとうございました!
福祉のまち推進センター運営委員、福祉協力員や関係機関の皆さま、これからも栄西の地域福祉活動をどうぞよろしくお願いします。