7月30日(火曜日)14時30分から、札苗中学校において「避難所運営研修」が行われました。
この研修は、「指定避難所(基幹)」の運営に携わる地域住民、避難所施設職員及び区役所職員に災害時の避難所運営の方法について知ってもらうため、札幌市危機管理局が実施しているものです。
※指定避難所(基幹):災害により自宅へ戻れなくなった被災者等が一時的に滞在する避難所(市立小中学校、区体育館など)
当日は、札苗中学校近隣の伏古本町地区・札苗地区の地域住民等が参加し、避難所開設・運営要領の講義や防災行政無線、災害時用公衆電話について説明を聞き、備蓄庫や受水槽、暗証番号キーボックス等の学校施設を確認した後、避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。
参加者からは「札苗中学校は一般用の避難スペースとなる体育館と備蓄庫が同じ3階にあり備蓄品の運搬は比較的簡単だが、停電でエレベーターが使えないときに車椅子利用者等が避難してきた場合の移動方法を考える必要がある」、「避難所運営では町内会や避難者などが互いに相談してルールを決めていくこと、決めたルールは迅速に全体に知らせることが大切だと思った」など、実際の避難所運営を想定したさまざまな意見が出されました。
伏古本町地区では、今後、9月3日(火曜日)に伏古北小学校、9月24日(火曜日)に伏古小学校で避難所運営研修が予定されています。