2月4日から4年ぶりに始まったさっぽろ雪まつりつどーむ会場が、2月11日に閉幕しました。栄東地区まちづくり未来会議(以下「未来会議」という。)では、会場にウエルカム雪像を設置しましたが、会場入り口にあって人気の撮影スポットとして好評を博しました。栄東地区の総力が創り上げた雪の祭典の象徴と言えましょう。
スミ出しから雪像づくりがスタート
1月18日に栄町元気プロジェクト実行委員会を立ち上げ、地区内の連合町内会、単位町内会、青少年育成委員会など地域団体に協力を要請し、1月31日から雪像づくりをスタートしました。
1月31日には、さっぽろ雪まつり実行委員会が用意した幅14m、高さ3mの雪の塊に下絵を書くスミだしを行いました。
東区緑化協力会の支援で立派なひな壇が完成
2月1日には、東区緑化協力会(市川俊明・会長)の支援で、中央部のひな壇づくりを実施しました。造園業で培った技術で、正確かつ迅速に素晴らしいひな壇を作り上げていただきました。
栄南小2年生が愛らしい雪だるまを制作
一方、栄南小学校の校庭では、2年生90数名による雪だるまづくりを行いました。厳寒の中、青少年育成委員、町内会役員、商店街などのサポートで可愛らしい雪だるまが出来上がりました。完成後、会場につどーむに運び出来上がったひな壇に設置をしました。
手慣れた技術でピカチュウ、アンパンマン制作
2月2日、3日には、中雪像のピカチュウ、アンパンマンの制作です。30名余りの方々の手慣れた作業で3日のお昼には雪像の完成です。寒さの中の作業でしたが、栄東連合町内会の女性部のあったか昼食が作業の疲れを癒してくれました。
”栄東力”が創ったウエルカム雪像
東区緑化協力会、連合町内会、単位町内会、青少年育成委員会、民生委員・児童委員協議会、東老人福祉センター、栄町中央商店街振興組合など栄東地区に集う多くの方々の力が結集されてこそ、迅速にとても素晴らしい雪像が出来上がったと言えましょう。
いよいよ開幕!ウエルカム雪像が”おもてなし”
2月4日には、雪まつりの開幕です。未来会議の菊地裕嗣・代表から札幌市の秋元克広市長にウエルカム雪像を引き渡し、初日には長蛇の列が同雪像前で記念撮影をしながら会場の中へ進みました。中学生のボランティアも参加して、来場客の記念撮影を行い、栄東地区の温かいおもてなしに多くの方々に喜んでいただきました。
早朝メンテでクオリティを保つ
2月4日から11日までは雪像を創れば終わりではありません。毎日早朝に10数名が雪像前に集合し、雪を払い、一部溶けた雪像を水を混ぜた雪のシャーベットで修復です。こうしたメンテナンスがあってこそ会場の入り口で来場客を温かく迎えることができるのです。
雪像づくりの経験や絆が今後の糧に!
2月11日にさっぽろ雪まつりは閉幕しました。つどーむ会場の大きな一翼を担った栄東地区の経験や絆は今後のまちづくりにとって大きな財産になったと言えましょう。今回、ご参加いただいた大勢の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。