令和5年7月23日で、栄東地区の交通事故死ゼロが2000日を達成しました。これも地区内の町内会、栄東地区交通安全運動推進委員会、栄東地区交通安全母の会、東区交通安全指導員栄東支部、東交通協会栄東地区、そしてPTA、多くの市民の皆様の日々の活動の賜物です。いわば「地域総力」で達成した成果と言えましょう。
2000日達成を節目に、こうした団体の活動を振り返ってみましょう。
年間を通じての地道な街頭啓発
栄東連合町内会(菊地裕嗣・会長)では、栄東地区交通安全運動推進委員会(小倉利彦・会長)と一緒に、春夏秋冬の交通安全市民総ぐるみ運動期間に、地下鉄栄町交差点で年間9回の街頭啓発を実施しています。この啓発には、地区内37町内会の皆さんにも参加いただき、大きな旗並みで交通安全をアピールしています。また、昭和61年から地区の特産であるたまねぎを配布しながら啓発する「交通安全たまねぎキャンペーン」を、新型コロナで中断はありましたが、これまで37回にわたって実施してしています。
交通安全は家庭から。優しく新一年生を守る母の会
4月の新入学の時期、真新しいランドセルを背負った新一年生を優しく見守るのは栄東地区交通安全母の会(杉澤靖子・会長)です。新学期の見守りや街頭啓発時には、交通安全旗を振る主力として欠かせない存在です。また、春と秋には、自転車の安全な乗り方を呼びかける自転車啓発も実施しています。
酷暑の夏も、厳寒の冬も通学を守る、交通安全指導員
通年を通して、制服を着て小学生の登校を見守るのが、東区交通安全指導員会栄東支部(永井守・支部長)の皆さんです。酷暑が続く夏も、厳寒の冬も、子どもたちの安全が何よりと苦労を厭わず通年活動中です。交通安全の街頭啓発はもとより、地域のイベントなどでも、子どもたちの安全を守っていただいています。
街頭啓発の準備を率先して実施・交通安全協会栄東支部
春夏秋冬の交通安全街頭啓発時、地下鉄栄町交差点の4つ角に、交通安全の幟を率先して立て、撤収を行う姿があります。東交通安全協会栄東支部(岸野弘美・支部長)の方々です。交通安全に対する熱意は半端なものではありません。
地域の皆さんの力が交通安全の支えです
こうした交通団体はもとより、町内会やPTAの皆さま、店舗前に交通安全旗を掲出してアピールしていただいている企業の皆さまなどの多くの力が結集して達成した2000日と言えましょう。交通事故死ゼロは通過点でしかありません。3000日、4000日、それが永続するよう地域の総力を挙げて、今後も交通安全運動を継続してまいります。