本来ならば楽しい夏休み真っ最中ですが、世の中は、新型コロナ感染者の急増という暗いニュースであふれています。栄町東子ども会では、そんな暗い世相を吹き飛ばすかのように、8月7日、「七夕の会」を開催しました。
この日、栄ケ丘会館駐車場(東区北36条東21丁目6-11)に集合した子どもたちは100名超。合同で行う丘珠地区のもくせん子ども会などを含めれば150名を超えています。子ども会の指導者の説明ののち、グループを決めて北回りのコース、南回りのコースに分かれて、心弾ませながら「ろうそく出~せ♪」のスタートです。子どもたちは町内の家々の玄関先で「ローソク出せの歌」を歌い、「ありがとございます」と元気にお礼を言いながら笑顔で大人からお菓子を貰って歩きます。
「ローソク出ーせー 出ーせーよー」
「出ーさーないとー かっちゃくぞー」
「おーまーけーにー 噛み付くぞー」
協力していただける家には、「栄町東子ども会七夕の会」の表示が掲出されているので、訪問した子どもたちは必ずお菓子をもらえます。いっぱいになった袋を手に手にみんな喜びながら帰路につきました。
今、こうした札幌ならではの七夕を味わえる機会がなくなってきています。栄町東町内会、栄町東子ども会役員の皆様の「七夕の灯を消したくない」という思いが新型コロナ禍でも実現させたものと言えましょう。準備をされた皆さん、ありがとうございました。
(写真上:ローソク出せの歌響く。お菓子などをもらって大喜びの子どもたち)
(町内を練り歩く、参加された親子のみなさん)
(ローソク出せに協力いただける方の地図と玄関の表示)