8月2日、栄東地区の子どもたちに夏休みの楽しい思い出づくりと新たな体験・発見をしてもらおうと「夏休み日帰りバスツアー」が開催されました。これは、栄東地区青少年育成委員会(長内学・会長)が3年ぶりに実施したものです。
新型コロナ感染防止に席間を十分確保するため、2台の55人乗りバスですが小学生40名以内に限定して小樽水族館を訪ねました。あいにく前日から雨模様でしたが、日の丸会館(東区北41条東14丁目)に集合したころには幸い雨も上がり、午前9時前に出発しました。
水族館では5つの班に分かれてグループで行動し、まず、本館で入口すぐのウミガメのプールやサメから大胆に泳ぐエイ、群れをなして泳ぎまわるサバなど様々な表情がみられる海のパノラマ回遊水槽、北海道の希少生物の展示や北から南までのさまざまな種類の魚たち、オホーツク海とベーリング海の魚が泳ぐ大水槽などを見て回りました。
▲大水槽の前で子どもたちの目はくぎ付けです
▲「あれはなに?」、水槽前の解説を読みながら魚たちを確認
▲大水槽ばかりでなく、海の小さな生き物や漁の仕方の解説など学びの場が満載だ
▲神秘的なクラゲに興味深々。恐る恐るウニを手に取る子どもたち
▲ベーリング海ってどこ?地球の半球で魚の住んでいる海を確認
▲展示されている魚は、南洋の暖かい海の熱帯魚、冷たい海にすむ魚、南半球の大きな淡水魚など様々
そのあとは、イルカや海獣ショーを総なめです。ユーモラスなオタリア、豪快な水しぶきを上げてジャンプするイルカ、なかなかいうことを聞かないフンボルトペンギン、そして、最後は、客席そばで逆立ちを披露したり、5メートルもの台からダイビングする大きなトドのショーなど、水族館の見どころをすべて満喫です。
▲オタリアのジャンプ、イルカの鳴き声、勝手気ままのペンギン、ちょっぴりマイペースなアザラシなど個性豊かなしぐさが何とも可愛い
青少年育成委員、連合町内会の役員など13名もの優しい大人たちの目に守られた子どもたち36名は、水族館の一日を安心して楽しみ、多くの思い出を胸に刻んでくれたことでしょう。
▲子どもたちの楽しそうな昼食風景
▲無邪気な笑顔にあふれた1日でした