数字で見る栄東地区・国勢調査から(その1)

栄東 お知らせ
2022.05.04


 令和2年国勢調査の小地域集計のデータが、3月30日に公表されました。この10年間の地区データの推移を分析してみましょう。

 まず、年齢別の人口の推移です。年少人口(15歳未満)は、2010年の4,664人(総人口比13.9%)から2020年の4,365人(総人口比12.6%)と6.6%減少しています。これに対して65歳以上人口は、2010年の6,096人(総人口比18.2%)から2020年の8,671人(総人口比25.0%)と42.2%も急増しています。また、要介護や病弱な高齢者が増える75歳以上人口も、2010年の3,395人(総人口比7.8%)から2020年の4,261人(総人口比12.3%)と63.3%も急増しています。
 栄東地区の人口の4人に1人が65歳以上の高齢者であり、今後も当面はこの傾向が続くものと思われます。
※総人口=年齢不詳者を除外して割合を計算しています。

 次に、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯を見てみましょう。2010年の65歳以上の単独世帯は、1,218世帯(一般世帯中8.2%)が、2020年は1,814世帯(一般世帯中11.1%)と48.9%増となっています。65歳以上の単独世帯と夫婦とも65歳以上世帯数も、2010年の2,374世帯(一般世帯中15.9%)が2020年3,418世帯(一般世帯中20.8%)と43.9%増となっています。

 栄東地区の高齢者人口、一人暮らしの高齢者世帯や65歳以上の単独世帯と夫婦とも65歳以上世帯数は、全市や東区の割合からは下回っていますが、着実に超高齢社会が進展していると言えましょう。

※一般世帯とは、「施設等の世帯」以外の世帯をいう。


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