12月18日、東老人福祉センターで栄東地区民生委員・児童委員協議会の定例会が開かれました。この会議は、毎月1回、市からの連絡事項の共有や委員同士の意見交換を行うために開催しているものです。
2021年も新型コロナに明け暮れた1年で、書類の受け渡しのみで終える会議が大半でしたが、ようやく集合しての本格的な定例会が開催できるようになりました。この日は、2021年最後の会議ですが、連絡事項のほか、来年12月が委員の一斉改選にあたるため、全市的な課題である欠員解消のための意見交換なども実施しました。委員からは、「定数そのものを見直してはどうか」「増える一方の委員の業務を見直し負担を軽くすべきでないか」「生活保護の意見書は、新型コロナで中止しても業務に影響がなかったので廃止しては?」などの意見が出されていました。
このほか見守事例で、近所の通報で民生委員が調査に行き、隣近所から提供された情報から警察に通報して住居に立ち入ってもらい、危うく命を取り留めた事例の報告がありました。それぞれの委員からも様々な体験が上がり、一人暮らし高齢者の見守活動が委員業務の主要な活動であることから、2月には見守事例の研修と情報共有を行うこととしました。
ようやく10月から見守訪問も本格的に再開し、日常活動を取り戻しつつあります。新型コロナは終息したわけではありませんが、感染防止を心がけながら、民生委員・児童委員の活動は続きます。