
北海道胆振東部地震を教訓に、栄東地区では学校を変え、毎年、避難所運営訓練を開催しています。過去3回、栄町小、栄小、栄南小で地震想定で住民が主体的に避難所を設置し、運営する訓練を実施しています。今年は、北海道で初の線状降水帯発生など水害への備えも必要なことから、大水害を想定して10月5日に栄東小で実施を予定しています。
9月25日は、運営の主体になる連合町内会の4分区の単位町内会役員、連町役員の30名が日の丸会館で、事前学習会を開催しました。参加者は、受付班、避難スペース班、避難物資班に分かれて、当日の準備の流れ、受け入れなどの説明を聞き、質疑応答を行いました。
最後に、班ごとに当日の役割分担や効率的な作業方法などを話し合い、学習会を終了しました。大災害時には行政のサポートには限界があります。避難所の設置や運営に地域の参加は不可欠です。いつ発生するかわからない大災害に命や暮らしを守るため、栄東地区のチャレンジは続きます。
(上写真は、事前学習会の様子。円内は、中谷暁生・栄東連合町内会防火防犯部長)



