
9月18日、日の丸会館で令和7年度第2回町内会長会議を開催しました。栄東連合町内会が単位町内会とのきめ細かな情報共有を図り、活動を円滑化するため、年4回開催しているもので、連町役員と単位町内会全員がメンバーの会議です。
市の方針が定まらない日の丸会館。冒頭に会長が説明
日の丸会館については、地主層で構成する日の丸会館運営委員会が2026年3月末に廃館を決めていますが、会長から会議の冒頭に以下の説明がありました。
- 札幌市は、現時点での同会館の解体費用の地元負担分の寄付を受けて建物を引き継ぎ、地元に運営を委ねたい意向であること
- 連合町内会としては、会館の雨漏り、床暖房の不具合、漏電の修理を要望していること
- 地主さん提供の駐車場がなくなることから敷地の一部塀を撤去して、敷地の駐車場を広げて10台以上の駐車スペースを確保すること
- また、市民集会施設から市の負担がある地区会館方式への変更、などを要望していること

がでそうな日の丸会館
しかし、札幌市対応が遅くて対応方針が決まらず、地区会館方式になるのか、市民集会施設になるのか、どこまで修繕してくれるのか不透明です。また、市民集会施設方式では、「まちづくりセンターが運営をサポートする業務が契約にないこと」「築40年と老朽化した会館を引き継いで運営するのは、費用負担が過大であること」など、連合町内会としては受けるつもりはないなどの話がありました。
12月の町内会長会議では具体的に説明できるようにしたいとのことで、栄東小学校改築に合わせて新たな地区会館の併設は決まっていますが、相当の期間を要し、現日の丸会館が使用できなければ、今後の地域活動に大きな支障が出ることは必至です。
札幌市の速やかな方針決定と、地元の負担が過大にならないような配慮が望まれます。
共同募金お願い額減方針を決定
役員からは、6月以降の連合町内会事業について、各担当部長から報告がありました。また、今後の事業としては、10月5日の栄東小での水害想定の避難所運営訓練などの実施について説明がありました。
議題では、8年度の共同募金と日赤募金の減額方案について説明、異議なく了承されました。会議ののちは、交流会を実施し、役員と町内会長の情報交換を実施し、7年度の折り返しを迎え、遺漏なく事業を実施していくこととしています。