
令和7年8月30日(土)、伏古記念会館にて、元町・丘珠・伏古本町・札苗の4地区合同で「防災講演会」を開催しました。この講演会は、石狩川・伏古川水系に位置し、災害時に連携が不可欠な4地区が、日頃から気象災害への共通認識を持つことを目指し、各まちづくりセンターや連合町内会との連携のもと、実現したものです。
気象キャスターとして著名な菅井貴子氏(気象キャスター・防災士)を講師にお招きし、4地区から約70名の住民が参加しました。講演では、近年激甚化する気象災害の現状と、災害発生時に命を守るための正しい情報取得方法について、専門的な見地から分かりやすくご説明いただきました。参加者は熱心に耳を傾け、家庭や地域での備えの重要性を再認識しました。
この講演会を主催したのは元町まちづくり連合会であり、伏古本町連合町内会を含む3つの連合町内会が共催というかたちで連携しました。今回の取り組みは、同じ水系に属する地域として、いざという時の助け合いに向けた、より現実的で効果的な一歩となりました。
参加者からは、「今後の防災行動に役立てたい」「地域全体で連携することの重要性を改めて感じた」といった前向きなご意見が多数寄せられました。これを機に、今後も4地区の連携を深め、防災意識の向上に努めてまいります。