これぞ町内会力!栄新和町内会子供盆踊り

栄東
2025.08.09


 8月9日、夕暮れの住宅街に、太鼓の音と「そよろそよ風牧場に街に 吹けばチラチラ灯がともる 赤くほんのり灯がともる ホラ灯がともる シャンコシャンコシャンコ シャシャンがシャン」と歌声が響きます。栄新和町内会(須川正則・会長、930世帯)主催の子供盆踊りです。

 町内会単独での子供盆踊りは、市内でも激減していますが、同町内会では、7月27日に子供夏祭りを実施したばかりですが、子どもたちが多い地域ということもあって、イベント第2段の「盆踊り」を8月9日・10日の両日に、栄新和第一公園(東区北46条東10丁目)で開催しています。

 午前中から役員のみなさんが集まって櫓を設置し、提灯を飾っていました。午後6時から大勢の子どもたちが、「子ども盆踊り唄」の曲に合わせて元気に踊ります。会場の周囲では、役員のみなさんが、子どもたちの安全にも配慮し、見守りを行っています。始まって30分余りで雨が降り出し、この日は中止になりましたが、定番のお菓子をもらって帰途についていました。

 突然の水入りですが、子どもたちにとっては盆踊りの雰囲気を味わい、夏休みのよい思い出になったことでしょう。翌10日にも午後6時から開催されますが、須川会長は、「明日は今日より天気が良いので大勢いの参加を期待しています」と話されていました。

 役員の高齢化が進み、町内会の衰退が懸念されています。しかし、栄新和町内会は、昔ながらの「町内会力」はいまだ健在です。

開会のあいさつをする須川会長
太鼓は、栄中太鼓部のお二人が協力
小さな公園をうまく活用して櫓を設置
踊りの終了後は定番のお菓子に子どもたちは大喜び

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