
6月24日、東区民センターで東区防火委員会定期総会が開催されました。
この委員会は、地域住民の自主防火活動の育成支援と防火思想の普及向上を目的に、昭和49年に設立された団体です。栄東地区でも単位町内会と連合町内会役員から38名の委員が選出されおり、火災予防運動行事への協賛、防災訓練等各種消防訓練への参加、街頭キャンペーンの実施、防火研修会への参加などの活動をしています。
この日、6年度の事業報告・決算報告、7年度事業計画・収支予算案が審議され、異議なく承認されました。今年の事業では、各地区での「防火パトロール」への拍子木・法被の貸与、パトロールの実施方法やチェックポイントの情報提供、正しい防災防火の知識の身につけてもらおうと子どもたちにゲームをつかって楽しく学んでもらい、家庭にも広げる普及啓発の実施など決定しました。
近年、火災件数はやや減少傾向にありますが、令和6年には19名の尊い命が失われ、そのうち8名が高齢者ということです。火災での犠牲を根絶するため、防火委員会の役割はますます大切になっています。
なお、栄東連合町内会では、この活動を支えるため、6年度で66,264円(6円×連町加入世帯数)を負担しています。
(撮影・取材 栄東連合町内会会長 菊地裕嗣)