身近な会館で、本格的室内楽に約100名が感動!

栄東
2025.03.08


 3月8日、日の丸会館で「シニア憩いの広場」として、札幌フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによる本格的な室内楽コンサートが開催され、105名の聴衆がモーツアルトの名曲から、みんさんよくご存じの日本のうたなどの演奏に酔いしれました。

 これは、「寒い北国の冬をご近所で、みんながひとつの部屋・場所に集まって、エネルギーを節約し暖かい空間と時間を共有しよう」というウォームシェアとしてはじまったイベントですが、今回で11回目です。昨年に引き続き、同管弦楽団のご協力で、ホルン、オーボエ、ピアノの独奏や弦楽四重奏などの室内楽コンサートです。

 ホルンが「ロマンス Op35 No.6 (グリエール)」、オーボエが「千と千尋の神隠しより「ふたたび」」、ピアノが「瑠璃色の地球(松田聖子)」「鐘(ラフマニノフ)」です。弦楽四独奏では、「アイネクライネナハトムジーク第一楽章」「北の国から」「となりのトトロ」「イッツ・ア・スモール・ワールド」「天城越え」「川の流れのように」などオーソドックスなクラシックから、アニメソング、演歌など多彩な構成です。最後のアンコールでは、この日の演奏者全員での「北国の春」で、会場中に割れんばかりの拍手が響いていました。 

 地域の会館で、本格的な生の室内楽演奏を聴く機会は滅多になく、1時間余りでしたが、バイオリンやホルン、オーボエ、ピアノなどの”本物”の音色に聞きほれていました。何人もの参加者が「本当に素晴らしい!」「感動しました」と絶賛され、主催者も大満足なシニア憩いの広場になりました。

迫力ある音色が会場に響くホルンの独奏は、
  ロマンス Op35 No.6 (グリエール)
オーボエ独奏は、 千と千尋の神隠しより「ふたたび」
モーツアルトの名曲からアニメ、ディズニー、
演歌と多彩な弦楽四重奏
松田聖子とラフマニノフの対照的な曲を堪能・ピアノソロ
会場を埋め尽くした聴衆
演奏部分の進行を担っていただいた札幌フィル
ハーモニー管弦楽団の伊東運営委員長
主催者挨拶の澤村・栄東地区
福祉のまち推進センター事務局長

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