栄東地区福祉のまち推進センター(以下「福まち」という。)は、10月22日、栄東地区民生委員・児童委員協議会(以下「民児協」という。)と合同で施設見学の研修会を開催しました。
福まち役員と民生委員・児童委員は、ともに高齢者の相談にのる機会が多くなっていますが、介護老人施設などは、家族でも入所しない限り、実際に見る機会がありません。そこで、介護予防センター栄・丘珠のコーディネートで、同センターの運営母体である社会医療法人豊生会の運営する介護老人保健施設ひまわりを見学しました。
福まち役員7名と民児協の9名は、車で分乗してひまわりに向かい、同施設の会議室でまず、介護保険制度の各施設の位置づけなどを学び、老人保健施設の役割や機能のお話をききました。参加者は、「老人保健施設にはどのぐらい入所していられるのですか」「入所の手続きは?」など、熱心に質問をしていました。
次に2つのグループに分かれて施設内を見学です。1階から3階までを歩き、施設職員から開放的な食堂や廊下、リハビリやデイケア施設、1人・2人・4人の各病床などを見ながら入所者の生活などを見学しました。2時間余りの見学でしたが、参加者から「実際に相談を受ける立場から、介護老人施設の状況をリアルにお伝えすることができるようになり、大変参考になります」との感想がありました。この日の研修成果は、きっと今後の相談業務に大いに生かしてくれることでしょう。
(写真は、介護老人保健施設ひまわりと研修風景)