10月10日夜、栄東地区青少年育成委員会（長内学会長）の学習会が日の丸会館で開催されました。これは、青少年の健全育成を目指す同委員会が、子どもを取り巻く様々な課題などを学び、その活動に生かしていこうと委員向けに毎年開催している学習会です。
今年は、「栄町及び近隣地域における現在の子どもたちの環境と犯罪の傾向」と題して、札幌方面東警察署生活安全課の長谷川洋介・少年係長にお話ししいただきました。講師からは、子どもを取り巻く社会的な背景や環境、家庭環境の変化を踏まえながら、少年非行の実情、少年の犯罪動向などをデータを駆使して分かりやすく説明がありました。
会場からは、「犯罪を予防するためにどのような方法が効果的か？」「大麻などの薬物中毒を見分ける方法は？」「栄東地区で犯罪発生率の高い地域は？」など積極的に質問が出されていました。同委員会の子ども向けのイベントなどを実施していますが、子どものレクだけが目的ではありません。昨年は、「保護者から見た子どもの相談」というテーマで学習会を開いていますが、こうした学びの積み重ねが、今後の同委員会の活動にも反映され、「子どもの健やかに成長できるまち」に向けて大きな一翼を担ってくれることでしょう。
