避難所運営研修実施(伏古北小学校)

伏古本町
2024.09.20


93日(火曜日)1000分から、伏古北小学校において「避難所運営研修」が行われました。

この研修は、「指定避難所(基幹)」の運営に携わる地域住民、避難所施設職員及び区役所職員に災害時の避難所運営の方法について知ってもらうため、札幌市危機管理局が実施しているものです。

※指定避難所(基幹):災害により自宅へ戻れなくなった被災者等が一時的に滞在する避難所(市立小中学校、区体育館など)

当日は、伏古北小学校近隣の伏古本町地区・丘珠地区の地域住民等が参加し、避難所開設・運営要領の講義や防災行政無線、災害時用公衆電話について説明を聞き、備蓄庫や受水槽、暗証番号キーボックスなどの学校施設を確認した後、避難所運営ゲーム(HUG)を行いました。

避難所運営ゲーム(HUG)は、避難所運営をみんなで考えるためのアプローチとして、避難者の情報やイベントなどが書かれたカードを使用し、避難所運営を疑似体験できるゲームで、1月某日(土曜日)午後200分に札幌市内で震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。

参加者は、次々に避難してくる避難者をどれだけ適切に配置できるか、備蓄している避難所用物品をどう活用するかを考えたり、障がいのある方や乳幼児等への配慮をしながら部屋割りを話し合ったりして避難所運営を学びました。

避難所で避難者のさまざまな事情や要望のすべてに応えるのは困難であり、市職員・施設管理者・地域町内会・避難者などが、互いに協力しあう運営体制が大切であることを強く実感した様子でした。


TOPへ戻る