9月4日、栄東まちづくりセンターの情報交流サロンで、栄東交番連絡協議会が開催されました。これは、地域の皆さんと交番管内の身近な犯罪、事故、災害の未然防止を図り、被害の拡大防止や的確な検挙活動等を行うため、地域の意見、要望等を広く聴取し、警察と地域住民等の協力関係を構築して、安全で平穏な社会の実現を図ろうと設置されているものです。
委員は、連合町内会長や防犯関係の連町役員、青少年育成委員、町内会長など9名が札幌方面東警察署から委嘱されています。協議会では、栄東交番の越後係長から刑法犯の犯罪概況、交通事故の状況などを伺いました。犯罪では、自転車盗が多く、交通事故では幸い死亡事故はないものの、人対車両の事故がこの1月~7月で5件、出会い頭の事故が10件発生しています。自転車盗は地下鉄駅の自転車置き場の盗難が多く、2ロックや自転車登録が大切な自転車を守るコツと言えそうです。
出席した委員からは、地域でちょっと気になる公園の路上駐車や暗がりなどの不安についてお話し、パトロールなど対応いただけるなどの親身な回答をいただきました。また、地下鉄栄町交差点の音声式信号機が故障しているのではないかとの指摘に、その場から東警察署に対応を連絡いただきました。地域に密着した交番ならではの活動で、地域にとって最も頼りなる存在と言えましょう。