続いて【火災危険と予防方法についての講話・体験】です。
今回は東消防署予防課防火推進係の職員を講師にお招きし、最初に『身近な火災危険と命の守り方』を題して講話をしていただきました。
令和6年度8月現在、栄西地区では1件火災が発生(東区全体では34件)。火災の発生原因の1位は「電気関係」、2位は「台所(こんろ)」、3位は「放火」の順で、東区の火災発生原因としては、「台所(こんろ)」が第1位となっています。
東消防署主任火災調査官による、火災を起こさないポイントは3つ! 「1.整理整頓」「2.取扱説明書の注意点をよく読む」「3.安いものに注意する」だそうです。 「整理整頓」は普段の心がけで、すぐに出来る火災予防の取り組みですね。
講話のあとは、実際に消火器を使った実地訓練です。
今回は、的に水をあてるのではなく、台所でてんぷら鍋から火が出たと想定し、本物の火を消してみます(※消防署の管理のもと、訓練用の機材を使った消化訓練です)。今回も東消防団栄分団の方にも、訓練にご協力いただきました。
皆さん、消火とても上手です。万が一火災が発生した際に落ち着いて、迅速な対応ができるようにするためにも、このような訓練を通じて体験してみることは、とても大切なことだと改めて感じました。
火災予防をさらに高めていくには、「一人ひとりの防火意識・防火対策」に加え、「地域ぐるみでの防火の声掛け」が重要となります。「防犯パトロール」「ごみパトロール」や「交通安全パトロール」などを併せて、負担を増やさない形で、複数人よる「防火パトロール」の実施を検討いただければとのことでした。
ご指導いただいた東消防署、東消防団栄分団の皆さま、ありがとうございました。また、参加いただいた町内会の皆さま、お疲れさまでした!
また、冬には「防災研修会」を実施予定ですので、そちらも参加いただければと思います。