6千人集ったひのまる公園盆踊り
8月3日、4日に開催された「ひのまる公園盆踊り」は、3000人を超える子どもたちが参加し、家族を含めて6000人以上が盆踊りに盛り上がりました(子ども数はお菓子配布実績数3,044個、会場写真から子どもと同数以上来場していると推計して2倍とした)。
昨年、子どもの思い出づくりと栄東地区へのふるさと意識醸成のため、同公園で30年ぶりに復活した盆踊りですが、2回目にして地域のみなさんにしっかりと定着したようです。
地域ならではの盆踊り、ここにあり!
会場では、定番のヨーヨーやスーパーボール釣り、輪投げにスピードくじといったゲームコーナーが2か所、格安な綿飴やかき氷のコーナーが大人気でした。大人向けには、ビール・飲料、焼き鳥コーナーもあり、暑さや疲れを吹き飛ばし、懸命に頑張っていました。
町内会や地域団体の方々、中高生、栄東地区盆踊り教室の受講生、地区外からは北海盆踊り普及連合会と大勢の方々(8月2日~5日で延べ総数368名[積み込み等準備作業・後片付けを含む。うち一般ボランティア3名、中高生43名、若者ボランティア13名])が、手づくりで大イベントを支えてくれました。地域の優しさがこもったまなざしが、子どもたちを温かく迎えていました。
プロにはない、地域ならではの盆踊りの良さがここにあります。
盆踊りが生んだ大切なもの
全国各地に広がっていた「たかが盆踊り」と思われるかもしれませんが、盆踊りには、地域で大切にしたいものがいっぱい詰まっています。
中高生と高齢者が一緒になって運営し、世代を超えたつながりが生まれたことでしょう。
地区外からの北海盆踊り普及連合会(荒川和夫・会長)や地区内の盆踊り教室のみなさんが踊りの輪を先導してくれたのも盆踊りが結んだ縁であり、見よう見まねの子どもや親世代も楽しそうに踊るきっかけをつくってくれました。
地区内の道路工事を担う株式会社米山土建の米山社長以下社員のみなさんは、土曜日の早朝から設営に、終了後は午後8時からの撤去作業に休日にもかかわらず尽力いただきました。担い手不足に悩む地域にとって本当に助かりました。
地域団体のイベントに大勢集まる子どもたちへの定番のお菓子をどうするかが課題でした。しかし、協賛の呼びかけに、75団体(個人)から568,000円もの浄財が集まりました。地域の町内会、各種団体、企業と個人のみなさんが、子どもたちへの思いをつぐんで盆踊りに結集した結果と言えましょう。
ひのまる公園盆どおり。第三ステージへ
このように第2回目も、1日目夜に雨にたたられましたが、無事に終えることができました。運営に携わっていただいた大勢のみなさんのご尽力には感謝に耐えません。厚くお礼申し上げます。
伝統行事復活プロジェクト実行委員会では、熱の冷めないうちに運営者の反省会を行い、来年もさらにより良い盆踊りにするよう、第3ステージへの準備が始まります。栄東地区のみなさん、ご参加ありがとうございました。そして、今後にご期待ください。
栄東地区伝統行事復活プロジェクト実行委員会一同