6月15日(土)、つどーむにおいて「令和6年度札幌市東消防団消防総合訓練大会」が開催され、鉄東地区から鉄東分団(宮崎亙分団長)が出場しました。
訓練は、基本動作を習熟するための「小隊訓練」と現場即応である「放水訓練」の2種目が実施されましたが、出場した団員はこの大会に向けて早朝の時間などを活用し、厳しい事前訓練を重ねてきたところです。放水訓練では、出場した全分団の中でも一番と言えるくらいの掛け声が出ており、この日のために真剣に取り組んできたことが伝わってきました。
甚大な被害をもたらす大規模自然災害はいつ発生するかわかりません。有事の際に少しでも被害を軽減し、一人でも多くの命を救うためには、地域防災の中核である消防団の力が欠かせないところです。
消防団員と消防職員は車の両輪に例えられることがありますが、お互いが緊密に連携しそれぞれの役割をしっかりと果すことが重要です。特に消防団は日頃からの地域と密着した様々な活動を通じて地域防災力の充実強化を図ることが大きな責務となっており、防火・防災訓練や応急手当の講習会における指導などを積極的に行っています。
地域の皆様におかれましても、これまで以上に消防団活動にご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。また、消防団に興味を持たれた方がおりましたら、ぜひ、入団をご検討ください。