6月15日、つどーむ(東区栄町885番地)で札幌市東消防団総合訓練大会が開催されました。
消防団は、普段は様々な職業を持ちながら、火災や大規模災害発生時に自宅や職場から現場へ駆けつけて消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員です。東消防団は現在237名の団員がおり、10地区の分団に分かれいますが、大会では、2つの分団ごとに小隊訓練や放水訓練を披露しました。
栄東と栄西のエリアで構成する栄分団は30名の団員が所属しています。それぞれの訓練では、丘珠分団とともに最初に登場していました。小隊訓練では、指揮者の号令で、整列、行進して規律や練度の高さを披露し、放水訓練では、実際にポンプを回して迅速かつ俊敏に消火を行うとともに、負傷者を救助する訓練を実施していました。
こうした地域に根差した消防団の活動は、全国各地で発生する大規模災害で重要な役割を果たしています。大きな災害はいつ発生するかわかりません。非常時の初動の迅速さはもとより、地域に密着した消防団の存在は心強く、ますます重要になっていると言えましょう。
(写真上は、開会式で整列した東消防団のみなさん)