6月4日、栄東小学校スクールゾーン実行委員会が、校区の町内会長、スクールガード、交通安全指導員、主任児童委員、警察や市の関係機関、教員など19名が出席して同校で開催されました。この委員会は、地域などの関係団体が一丸となって校区内の子どもの交通安全を最重点として、交通安全上の諸施策の推進を目的としています。
委員会では、残念なことに、札幌市内では、5月16日に青信号を渡っていた小学生が車に跳ねられて死亡するという痛ましい事故が発生しましたことが報告されました。自動車の信号無視が原因ですが、たとえ青信号でも、必ず左右の安全を確認して横断することの徹底が大切であると出席者一同再確認しました。
また、昨年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されましたが、栄東小の子どもたちは、ヘルメット着用をしている子が増えているといううれしい報告がありました。一方で保護者の着用が少ないという声もあり、家庭で、親が、そして地域の大人が率先垂範し、子どもたちに正しい交通ルールを身に着けさせることが基本と言えましょう。
このほか、学校前の広い車道で歩道側に白線がないことから、自動車が2台並列で走り、歩道に近く危険とのことから学校で土木センターに白線を引くよう要請し、今年度は困難であるが、来年度には実現できそうとの報告がありました。子どもたちへの危険を感じたらすぐに改善を働きかかるなど、スクールゾーン実行委員会などの活動の重要性が増しています。