栄東地区統計調査員協議会(氏家俊春・会長)が、5月24日に日の丸会館で総会を開催しました。統計調査員は、札幌市から任命される非常勤の公務員で、国勢調査や労働力調査などの統計調査に従事しています。統計の「揺れる社会の揺るがぬ指標」を作成するために、調査票の配布や回収などの業務を第一線で行っています。
来年は、悉皆調査である日本で一番大掛かりな統計である国勢調査が実施されますが、これら重要な調査に中心的な役割を担っていただいています。こうした調査がなければ、国はもとより、札幌市の政策づくりもできない大切な仕事です。
栄東地区には17名の統計調査員がいますが、協議会の令和5年度の事業報告・決算と6年度の事業計画・収支予算案を審議し、原案どおり可決されました。今年度は農業センサスなどの調査のほか、来年の国勢調査に向けての準備調査にも従事する予定です。重要な役割ではありながら、余り知られることのない役割を担っている彼らのことを、決して忘れてはならないと言えましょう。
(写真は総会の様子と右写真:氏家会長、左写真:山田副会長)