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3月7日、日の丸会館で栄東連合町内会衛生部主催のごみ問題研修会が開催されました。新型コロナの影響で実に4年ぶりの開催です。この研修会は、各単位町内会の会長や環境衛生を担当する役員を対象に栄東地区の環境衛生の向上を目指して実施するものです。
参加者は28名で、井野裕一・衛生部長の「今一度、正しい分別やごみ減量の仕方の基本を学び、他町内会で発生している問題事例なども共有しながら、今後の活動に生かしていきましょう」との挨拶で始まりました。
まず、東清掃事務所から堀川所長をはじめ5名の担当やごみパト隊がおこしになり、ごみ減量とリサイクルなどDVD鑑賞と講演での「さっぽろクリーンミーティング」と題した出前講座を聴講しました。DVDでは、ペットボトルや缶、容器包装プラスチック、雑紙などのリサイクルがどのようにされていくのかが分かりやすく紹介され、大きな手間暇をかけて資源化しており、分別の必要性を再確認しました。
講演では、「1日100gのごみを減らそう」というキャッチで、リデュース(食品ロスを減らそう)、リユース(使える不用品をごみにせず、必要な人に使ってもらう)、リサイクル(例えば小型家電は回収拠点に)など3Rの大切さについてお話がありました。
講演の後は、質疑応答や要望です。「容器包装プラスチックと製品プラスチックを間違える人が多いのでゴミステーションにポスターを張りたい」との要望には、ごみパト隊から手づくりにはなるが作成して届けたいとの回答がありました。また、「ごみ回収でステーションの機材の扱いが乱暴なのでもっと丁寧に!」という要望には、「引き続き、回収の事業者に繰り返し伝えていきたい」との回答でした。地域も、そして、清掃事務所も相互に連携してともにごみ問題を解決していきたいという思いを確認し合った研修会になったと言えそうです。
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