本格的室内楽演奏に酔う。シニア憩いの広場

栄東
2024.03.02


 「寒い北国の冬をご近所で、みんながひとつの部屋・場所に集まって、エネルギーを節約し暖かい空間と時間を共有しよう」というウォームシェアとしてはじまった「シニア憩いの広場」が、3月2日、日の丸会館(東区北41条東14丁目)で開催されました。

 この日のプログラムは、札幌フィルハーモニー管弦楽団に団員による弦楽四重奏と金管五重奏のアンサンブルコンサートです。弦楽四重奏では「マツケンサンバⅡ」「 舟歌」「崖の上のポニョ」など、金管五重奏では、「津軽海峡冬景色」「 となりのトトロメドレー」など、シニアに配慮いただいた選曲で、参加者は大喜びです。

 大ホールを埋めたのは、スタッフを含めて80名余りの参加者です。地域の会館で、本格的な生の室内楽演奏を聴く機会は滅多になく、1時間余りでしたが、バイオリンやビオラ、トランペットにホルンなどの”本物”の音色に聞きほれていました。

 最後は、団員9名全員が出演するアンコールで「北国の春」が演奏され、盛大な拍手が大ホールに響いていました。何人もの参加者が口々に、「本当に素晴らしい!。ぜひ、また開催して!」と絶賛されていました。はじめての試みでしたが、スタッフ一同も大満足な演奏会でした。

弦楽四重奏の奏者のみなさん
金管五重奏の奏者のみなさん
今回の企画を立て、主催者挨拶をする澤村・連町社会福祉部長
曲の合間に、楽器の説明もしていただきました
9名で演奏するアンコール曲は「北国の春」
会場を埋め尽くした参加者のみなさん

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