特殊詐欺の被害は、昨年より減っていますが、今年11月末現在で道内では139件、約4億2千万円余りの被害が発生しています。親族、警察、弁護等を装い、親族が起こした事件の示談金等をだまし取るオレオレ詐欺、キャッシュカードをだまし取る預貯金詐取やキャッシュカード詐欺、架空請求に税金や保険料の還付と称してATMを活用して送金させる還付金詐欺など、巧妙化する手口で高齢者などの財産が狙われています。
栄東連合町内会防火防犯部では、女性部の協力のもと、年金支給日である12月15日、北洋銀行栄町支店前で特殊詐欺防止を呼び掛ける啓発活動を実施しました。同町内会で作成した「特殊詐欺警報発令中!」と題したチラシを入れたカイロを配布しながら、「特殊詐欺にお気をつけください」と呼びかけました。特殊詐欺の被害は、ほとんどが固定電話から始まっています。留守番電話にしておいて相手のメッセージを聞いてから出る、あるいは、迷惑電話防止機器をつけるなど対策が効果的です。ご家族の方からもこの対策を呼びかけましょう。