交通事故のない栄東に!
10月11日、地下鉄栄町駅交差点で「交通安全たまねぎキャンペーン」が開催されました。栄東連合町内会が毎年主催する街頭啓発で、今回が第38回目にあたります。
道行くドライバーや歩行者に、東区の名産であるたまねぎを配布しながら、交通安全を訴えるもので、今や栄東地区の秋の風物詩になっています。参加されたのは、栄東連合町内会役員、単位町内会、栄東地区の交通安全推進委員会、交通安全母の会、交通安全指導員栄東支部、東交通安全協会栄東支部などの50名です。
配布したたまねぎ約700袋は、このキャンペーンの創設者の故・氏家謹一様のお孫さん、氏家正喜様が故人の意思を引き継いでご寄贈をいただきました。たまねぎの袋には、「たまねぎが日本ではじめて本格的に作られたのが東区(旧札幌村)です。このたまねぎは、栄東地区の農家が心を込めて育て、収穫しました。本日、交通安全を祈り、たまねぎキャンペーンを実施中です。どうぞご賞味の上、交通安全にご協力をお願いします」との文書が添えられています。
開始から30分ほどで配布を終えましたが、たまねぎに込めた思いがきっと伝わり、交通事故のない栄東地区の実現に一役かってくれることでしょう。
(写真上下:街頭で交通安全を訴える参加者のみなさん)
(写真上下:事前準備でたまねぎの袋詰めをする栄東連合町内会の役員)
ほんのちょっとの気のゆるみも禁物!
街頭啓発の後は、引き続き日の丸会館(東区北41条東14丁目)に会場を変えて栄東地区交通安全教室を開催しました。教室では、東警察署交通第一課企画規制第一係の大柳謙児・係長の講話があり、ほんのちょっとの気のゆるみや不注意から死亡事故に至った道内や東区内の交通事故例をもとに、事故を防止するために留意点などのお話がありました。
栄東地区は、7月23日に交通事故死ゼロ、2000日を達成しましたが、参加者は、講話の教訓をむねに、今後もこれを継続し、3000日、4000日、そして永続を目指そうと思いを新たにしていました。