毎月第4火曜日は、日の丸会館(東区北41条東14丁目3-1)で子育てサロン・ちびっ子らんどが開催されています。9月26日には、9組19人の親子が、思い思いのおもちゃで遊んだり、親同士の交流を深めていました。
この日は、特別なプログラムとして防災紙芝居が上演されていました。東区役所総務企画課の地域安全担当の大森一貴係長と杉村俊介職員が、北海道胆振東部地震の教訓を踏まえ、地震のときには頭を守る大切さを紙芝居を通じて訴えていました。小さな幼児には難しいかもしれませんが、親が繰り返し読み聞かせることで幼児でも頭の守ることの大切さを身に着けてくれることでしょう。
このほか、災害時には3日分の水・食料の備蓄が必要であることを訴えるとともに、長期間保存できる非常食の展示があり、展示品を前に親子で熱心にお話に聞き入っていました。子育てサロンと防災啓発は今まで結びつかない珍しい組み合わせです。防災意識の向上は各世代だれにとっても大切であり、東区のこうした取り組みがいざというときに実を結んでくれることでしょう。