5月25日、栄東地区交通安全運動推進委員会(小倉利彦・会長)の定期総会が日の丸会館で開催されました。新型コロナ禍でありますが、令和4年度春夏秋冬の街頭啓発も7回実施し、合計240名が参加され、栄東地区の伝統行事である「交通安全たまねぎキャンペーン」などに協力した旨活動報告がされました。また、5年度活動計画・収支予算案が提案され、原案どおり可決されました。
議事が終了後は、この4月から改正道路交通法の施行で努力義務とされた自転車利用者へのヘルメット普及をどう図るかで意見交換を行いました。「子ども向けは手に入るが、サイズの大きいヘルメットが品薄である」「ファッションを気にする女性向けには通常のヘルメットはそぐわないとの声がある」「経済的な負担が大きく、補助制度創設が望まれる」などの意見がありました。一方で、「事故のとき、ヘルメットで助かった人の生の声を聴いた。命の問題である視点を忘れずに」との声もありました。
地区内での普及は一朝一夕には難しいですが、時間をかけて呼びかけていくことが必要との認識から、同委員会としても関係機関の意見を聞くとともに状況を見ながら啓発をすすめることとしました。