▲新型コロナ禍ですっかり定着した三密回避の福まち会議スタイル
栄東地区福祉のまち推進センターは、毎月、東老人福祉センターで定例の役員会を開催しています。2月15日は、役員と関係機関全員が出席し、新年度に向けたの事業計画を話し合いました。
最初は、4年度の残された事業である3月22日の健康講座やウォームビズのなごりであるシニア憩いの広場の説明がありました。前者は、地区内の磯部物忘れクリニックの先生による認知症の講座、後者は、宴会体操とyouTubeを活用したお花見の会です。
次に5年度事業のフリートークです。まず、4年度事業の経過と成果についての資料を見ながら、「介護保険をテーマにした講座は。参加者が80名と感心が高かったこと」「異世代交流は親子参加にしたことで参加者が大きく伸びたこと」「マグネットファイルにいれた緊急連絡カードは好評さったことのほか、終活セミナーや子育てサロン、イベントの実績などが説明され、意見交換が始まりました。
「福祉マップは、国土基本図を使って作図し、隣近所なので全住宅に氏名の表示は必要なく、簡易な地図で支援してはどうか」「他地区の福まちで興味深い取り組みがあり、お話を聞きにいくのはどうか」「少子高齢化の中、地域での支え合いが大切であり、栄東でもサポーター養成講座をしてはどうか」「講座や居場所づくりは、日の丸会館や老人福祉センターのこだわらず、周辺部の会館を利用してはどうか」「終活セミナーは定着してきたので、エンディングノートの活用と生前対策をテーマに回数を絞ったらどか」「あおぞらの子育てサロンは従事者の負担が大きく中止したい」「ふれあいお食事会は、お弁当持ち帰りではなく、手作りを再開してはどうか」「健康づくり、居場所づくりは福まちにとって重要なテーマ」「福まちの浸透度が低く、PR強化は必要」などの意見が出されていました。
次回役員会で概ねの方向をまとめていく必要があり、今回の意見をもとに事業計画の事務局素案をまとめていく予定です。
なお、1時間半の会議ののち、会場をハッピーハッチに移して、長谷部・栄東まちづくりセンター長を講師に、最近の福祉事情の話を聞きながら、連合町内会と福まちの情報交流会を開催しました。地域福祉は、栄東地区にとって重要な課題であり、社会諸情勢に対応して町内会を含めて福まちとの連携の重要性を再認識しました。