12月13日、栄東交番の交番連絡協議会が日の丸会館で開催されました。この協議会は、地域の皆さんと交番管内の身近な犯罪、事故、災害の未然防止を図り、被害の拡大防止や的確な検挙活動等を行うため、地域の意見、要望等を広く聴取し、警察と地域住民等の協力関係を構築して、安全で平穏な社会の実現を図ろうというものです。
この日、札幌方面東警察署から交番の高梨係長と警察官1名、早坂・交通一課長、地域からは委員9名が出席しました。まず、高梨係長から栄東交番管内の交通事故や刑法犯発生状況の説明がありました。同交番は、建て替えを予定し、栄西交番に仮住まい状態ですが、パトロールなどを強化していただいているためか、事故や事件は減少傾向にあるようです。
次に、会議に先立っての事前アンケートに基づき同署の各課から情報を集めた、「マナーの悪い自転車の取り締まり状況」「ストーカーや児童虐待況」「除雪車の盗難」「交番の電話のつながりにくさの対応」などについて詳しい説明があり、地域の意見、要望等をきめ細かく集め、対応しようという栄東交番ならではの会議になりました。
残念ながら、新栄東交番の年度内完成予定が遅れる見込みとの報告もあり、やむを得ない事情もあるでしょうが、交番だよりなどで広報するように委員から要望がありました。身近に交番があることが、地域の安全安心の要であり、各委員からも「早く現在地に戻ってきてほしい」という”栄東交番”を頼りにしている地域の声をお伝えしました。
「安全安心に暮らせるまち」は、栄東地区の3大目標のひとつです。今後も、栄東交番と連携しながら、連合町内会、単位町内会、地域団体が協力して防犯活動を進めてまいります。